1. TOP
  2. マネー
  3. どっちに入る?がん保険と医療保険の違いや、どちらか選ぶためのポイントとは
スポンサーリンク

どっちに入る?がん保険と医療保険の違いや、どちらか選ぶためのポイントとは

 2018/07/23 マネー この記事は約 11 分で読めます。 501 Views

「がん保険」と「医療保険」。

一見似たような保険に思われますが、がん治療の保障をする為に保険に加入しようと思った時にどちらに入ればいいのか迷いますよね?

長い期間払い続ける保険ですから少しでも安いに越したことはないし、かと言って必要な時に支給額が足りてなかったりしたら元も子もありません。

保険の資料を集めただけでも、かなりの数になりました。これでは素人には何が何だかわからないですよね!

そこで、今回は「がん保険」と「医療保険」は一体何が違うのか、何を比較すればいいのか?など、選ぶためのポイントを詳しく説明いたします。

がん保険・医療保険の特徴

ここでは「がん保険」と「医療保険」の特徴をまとめてみました。

この特徴を覚えれば、実際に保険の選択をする際に参考になると思いますのでしっかり覚えましょう。

がん保険

がん保険は、その名の通りがん(癌、白血病、骨肉腫などの悪性新生物)に罹った場合のみ、給付金が支給される保険です。

がんは現在でも、日本人の死因1位であり、一生涯で2人に1人が罹ると言われている病気で、治療費や入院費なども他の病気に比べて負担がかかる病気です。

その為にがん保険は、がんに特化した保障を備えてます。

出典:厚生労働省 平成30年人口動態統計

がん保険の特徴として、手厚い保障内容が挙げられます。

がんと診断された時点で給付金が支給される「診断給付金」をはじめ、様々な給付金が用意されています。

また「入院給付金」の日数上限がないのも大きな特徴です。

医療保険

医療保険は、原則としてケガや病気全般に罹り入院した時、給付金が支払われる保険です。

最近では、保険会社によっては通院時にも給付金が受取れるという医療保険もあります。

医療保険には、大きく分けて強制加入の「公的医療保険」と、任意で加入する「民間医療保険」の2つの保険がありますが、今回がん保険と比較しているのは「民間医療保険」に当たるものとなります。

「民間医療保険」は死亡保険金が出る「終身保険」と一定期間を保障する、いわゆる掛け捨てと言われる「定期保険」の2種類があります。

支給される給付金には、入院した際に給付金を受け取れる「入院給付金」、手術をした際に給付金を受け取れる「手術給付金」があります。

意外かもしれませんが、医療保険の保障対象にはがんに対する保障も含まれています。

なので、一見すると医療保険に入っていれば、がん保険に加入する必要はないと思われがちですが、がんに限ってはがん保険のほうが、保障が手厚いので安心感があります。

がん保険と医療保険の主な違い
がん保険 医療保険
保障対象 悪性新生物・上皮内新生物(保障条件あり) 病気(がんも含む)・ケガ
主な保障内容 通院給付金
手術給付金
通院給付金
入院給付金
手術給付金
通院給付金(特約)
免責期間 主に保険期間の始期より90日間 あり(期間は各保険による)
入・通院時の支払限度日数 制限なし 制限あり(日数は各保険による)
がん診断給付金 あり あり(一部特約)
先進医療給付金 あり(特約) あり(一部特約)
抗がん剤治療給付金 あり(特約) あり(一部特約)

それぞれの特徴を見ると以外に変わらない印象もありますが、2つに分かれているのには意味があります。

次の章では、その辺を詳しく調べてみましょう。

がん保険と医療保険6つの違い

がん保険と医療保険の違いは、簡単にまとめると「がん保険」はがんに特化した保険で、医療保険は病気やケガに対し幅広く保障する保険です。

では、実際にはどこが違うのか?6つのポイントに分けてご説明します。

①保障内容の違い

がん保険と医療保険はとても似ている保険です。

何故なら、がん保険とはそもそも医療保険の保障対象の中の「がん」のみを保障する保険だからです。

ですから、入院給付金や手術給付金などは両方とも保障されます。

しかし通常、通院給付金は医療保険には付帯されておらず特約での付帯となります。

また、当然ですが、がん保険はがん治療に特化した保険なので、がん診断給付金という一時金が出るのも大きな特徴です。

こちらも医療保険では特約で付帯が可能です。

②保障の範囲の違い

保障の範囲で大きく違うのは、がん保険はがん(悪性新生物・上皮内新生物)のみを保障し、医療保険は病気やケガ全般(保障範囲は各商品によって違います)を保障する保険だと言うことです。

医療保険は病気に対して広く浅く保障し、がん保険は対象ががんのみですが、その代わりに保障はかなり厚くなっています。

③免責期間の違い

免責期間とは、保険の申込・告知・入金が完了した日から保障が開始(責任開始日)されるまでの期間のことで、この間は病気と診断されても保険金が給付されません。

一般的に医療保険では免責期間はありません。しかし、がん保険は加入後90日経過しないと給付金は支払われません。

つまり、この間にがんと診断されても一時給付金などは支給されないので注意が必要です。

④入・通院限度日数の違い

医療保険の入・通院限度日数は、主に1入院(1回の入院)で30日・60日・120日などの短期間を保障するタイプと360日・730日など長期間を保障するタイプがあります。

しかし、がん保険は1入院や通算入院日数が無制限のものが大半を占めます。

何故かと言うと、がんの治療期間が長引くことが多いことや、最近では治療方法によっては通院で治療するケースが増えている為です。

⑤特約の違い

医療保険は「特約」でがん保険を賄えるのでしょうか?

医療保険にも、勿論特約はありますが、がんに対しての保障に関しては、がん保険の保障には及びません。

がん保険はすべてのがん治療を保障している訳ではなく、先進医療治療特約や抗がん剤治療給付金などの保障は、医療保険と同じく特約で付帯するタイプがほとんどです。

しかし、がんに特化した保険だけに、保障内容が医療保険と比べて厚くなっているのが特徴です。

医療保険でも対応はできますが、いざというときの保険なので安心感が違いますよね。

⑥生命保険会社と損害保険会社での違い

がん保険と医療保険は、どちらも生命保険会社、損害保険会社で取り扱いが出来ます。

いわゆる第3分野と言われる扱いなのですが、では生命保険会社、損害保険会社でどの様な違いがあるのかを調べてみましょう。

第3分野の保険とは?
第3分野の保険とは、生保(第1分野)と損保(第2分野)の中間にあたる領域にある保険で、病気やケガ・介護などに対し保険金や損害保障金を支払うタイプの保険を言います。どちら分野でも扱えるのが特徴で、主に「医療保険」「がん保険」「介護保険」などがあります。

生命保険会社の保障

生命保険会社のがん保険では、定額払いが原則で、自由診療は保障の対象外となります。

定額払いとは、加入している保険の支払事由に該当した際に治療費の多少に関わらず、基本的には契約した保障金額を支払うことです。

例えば、入院給付金などでは「給付金を1日10,000円」と決めた場合、実際にかかった入院費用がいくらかに関わらず、入院日数×10,000円(定額払い)が支払われると言うことになります。

生保のがん保険は終身タイプが多いので、保険料が一定で安心です。

損害保険会社の保障

損害保険会社のがん保険は、一部定額払いのがん保険もありますが、基本的には実損填補型での支払いが原則で、自由診療も保障の対象となります。

実損填補型での支払いとは、契約により決められた保険金額を上限とし、実際の医療費が保険金として支払われることを言います。

損保のがん保険は、保険期間が5年と決められている定期保険なので、更新するごとに保険料が上がっていくのがネックとなります。

自由診療とは?
自由診療とは、健康保険が適用されない医療技術や薬剤による治療のことで、治療費が全額負担(10割負担)となります。
例)自家がんワクチンの費用
網羅的がん遺伝子検査   など

医療保険とがん保険 選ぶポイントは?

医療保険とがん保険を色々と調べてみましたが、では実際にはどちらに加入すればいいのでしょうか?

選ぶ際に考えるべき3つのポイントをご紹介します。

①保障を重視するなら

がんも怖いが、取りあえず病気・ケガ全般に対しての保障を重視するのなら、「医療保険」を選ぶべきではないでしょうか。

意外に知られてないのですが、医療保険でもがんに罹れば補償の対象となりますし、特約を付ければ「がん診断一時金」や「先進医療治療特約」などもある程度は保障されます(各保険による)。

逆に、がん保険はあくまでもがんに特化した保険なのでケガ一つでも保障はされません。

そう考えれば、取りあえずは医療保険で十分賄えるのではないでしょうか?

もし足りない場合でも、公的保険に加入していれば「高額療養費制度」を利用すれば負担を減らすことが可能です。

ただし、「がんの家系なので心配」、「たばこ・飲酒などでがんにかかるリスクが高い」などの心配がある方は、別にがん保険の加入も検討したほうが良いでしょう。

②月々の支払いを抑えたいなら

保険は一定期間または一生涯払い続けるものです。支払う保険料は少しでも安いに越したことはありません。

「ケガも病気しないので、とにかく安く抑えたい」とお考えの方には「がん保険」がおススメです。

余裕があれば医療保険だけでもいいのですが、単体で入るなら「がん保険」が安いです。

また、がんに罹るリスクが高い方にもおススメです。

がんに特化した保険なので、広く浅く保障する医療保険よりもがんに対する保障は手厚く、最終的には治療費の負担も軽くなるでしょう。

③安心したいなら

経済的に余裕もあり、肉体的に心配がある方でしたら「医療保険」と「がん保険」両方に加入することがベストですね。

ただし、何でもいいから入っておけば安心だと思うのは危険です。

2つの保障を受ける方法は2通りあります。

・「医療保険」と「がん保険」2つの保険に加入する。

・「医療保険」にがん特約を付帯する。

があります。

この場合、おすすめなのは「医療保険」と「がん保険」2つの保険に加入する方法です。

この方法だと、保険の見直しがし易いというメリットがあります。

医療保険にがん特約を付帯した場合は、もし医療保険を見直したいのなら、がん特約ごと1度解約しなければなりません。

しかし、別々に加入していれば、見直ししたい保険のみを変えれば済みます。

治療技術の進歩とともに保険商品も日々進化しています。

加入した時には無かった特約などが発売されたり、年代による保障の見直しなども必要になります。

長い目で見ると大事な事なので覚えておきましょう。

また、2つの保険に加入すれば「先進医療特約」などの特約を両方に付帯しておくことによって、それぞれの保険から給付金がもらえるというメリットがあります。

注)特約を付帯した場合だと、1つの保障しか受け取れません。

ただし、同じ保険会社で「医療保険」と「がん保険」に加入した場合は、「先進医療特約」は1人に1つしか契約が出来ません。その為には、保険会社を別々に入らないといけないので別の保険会社を選択しましょう。

まとめ

如何でしたでしょうか?

一生涯で2人に1人が罹ると言われる「がん」。

死亡率も上がり、先進医療による治療費の高騰もあり、がん保険や医療保険の必要性は高まるばかりです。

結論としては、保険選びに正解はありません。

「医療保険」「がん保険」のどちらに加入するのが良いのかは、単純に金額や保障内容だけでなく、あなたの年齢、家族、ご自分の体調、経済状況など様々な事を加味して検討していくことが大事です。

つまり、人それぞれの立場によって違うので内容をよく理解して、自分に当てはめていくことが大事です。

例えば、親族にがんになった人が多いなら、がん保険はぜひ検討したいところです。

脳卒中になった親族が多いなら医療保険の方が必要かもしれません。

若いうちは保険料を抑えたいのでしたら、定期タイプの保険に入るのも一つの方法です。

いつ入るにしても、その時の状況で金額や保障を考えるのではなく、将来の計画をしっかりとしてそれに沿った保険を検討しましょう。

これだけの数ある保険から1つを選ぶのは実際至難の業です。

どうしても決めることが出来ない場合はプロに相談することもありです。

やはり、保険のプロに聞くのが確実ですからね。

 

「がん保険」について詳しく知りたい方にはコチラの記事もおススメです。

今回の記事が、実際に保険を選ぶ際の参考になれば幸いです。

スポンサーリンク

\ SNSでシェアしよう! /

注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

こちらの記事も読まれてます

  • 仮想通貨ビジネス業界が自主規制案を発表!インサイダー取引やアフィリエイト規制も!

  • がん保険の保障内容や特徴・種類・選ぶポイントなどを比較しました

  • 無料で『楽天ミニ保険 がんプラン』に加入できる!気になるからくりとは?

  • 今からでも間に合う!初心者が始めるビットコインの投資を簡単に解説

  • 『ペット保険』は必要なの?加入を考えた時にチェックするポイント

  • がん治療にかかる費用は?いざという時に役に立つ保障制度とは?